ソニービズネットワークスは5月14日、「マネージドクラウド with AWS」にAWS(Amazon Web Services)の生成AIサービス「Amazon Bedrock」を活用した「FAQ bot ソリューション構築メニュー」を追加したことを発表した。
これにより、自組織のデータに最適化してFAQに応答可能なボットを構築し、業務に適用できるようになるという。これまで検索や情報のやり取りに費やしていた時間を削減し、業務効率の向上が期待できるとのことだ。
マネージドクラウド with AWS
マネージドクラウド with AWSは、AWSの機能や利便性を残しながら、簡単にAWSの導入と運用を開始することを目的とするパッケージサービス。「見える化」「自動化」「セキュリティ強化」を軸として独自開発した運用支援ツール「クラウドポータル」と、AWS Direct Connectと直結できるNURO閉域やモバイル閉域接続など、ネットワークサービスを通じて企業のAWS構築と運用を支援する。
Amazon Bedrock
Amazon Bedrockは、Anthropicなど大手AI企業が提供する基盤モデルを単一のAPI(Application Programming Interface)で選択できるフルマネージド型サービス。生成AIアプリケーションの構築に必要な機能も備え、プライバシーとセキュリティを維持しながら開発を簡素化できるという。使い慣れたAWSサービスを使用しながら、生成AI機能をアプリケーションに統合してデプロイできるとのことだ。
Amazon Bedrockを活用したFAQ bot ソリューション
マネージドクラウド with AWSにAmazon Bedrockを活用したFAQ bot ソリューション構築メニューを追加したことで、Slackなど既存のコミュニケーションツールと連携して、担当部門へメッセージのやり取りを行うような自然で迅速な情報へのアクセスを実現したという。