GVA TECHは5月8日、マターマネジメントシステム「GVA manage(ジーヴァ マネージ)」について、生成AIを活用したメッセージ作成アシスト機能のベータ版をリリースしたことを発表した。

GVA manageは契約書審査の依頼や法律相談といった案件ごとに、どのような審査やコメントをしたかなどの情報を一元管理するシステム。案件の経緯に関する情報がシステム上で集約されているため、データの検索や分析が可能となる。

同サービスは過去の法律相談履歴をもとにQ&Aデータベースを作成しチャットボットが自動で回答する「過去QAデータベース」や、契約書をアップロードするのみで契約書管理台帳を自動で作成する「契約書管理」など、生成AIを活用した機能をすでにリリースしている。

今回は、法務部門から事業部門などの依頼者への返答メッセージを自動で作成する、生成AIを活用した新たな機能を追加した。この機能は、法務部内でのチームチャットの内容をベースとして依頼者側への返答メッセージ作成を支援する。

メッセージの作成はGPT-4をベースとして行われ、依頼者チャットの入力箇所からクリックするだけで生成されたメッセージ案が表示され、依頼者へそのまま送信可能だという。

  • 依頼者へのメッセージ作成を支援する

    依頼者へのメッセージ作成を支援する