サポーターズは5月8日、同月に就職活動支援サービス「サポーターズ」を利用している2025年卒業予定のエンジニア就職希望の学生369人を対象に実施した「参加してよかったエンジニアサマーインターンシップランキング2024」の調査結果を発表した。
エンジニアサマーインターンシップランキング2024 TOP10
今回の調査結果では、リクルートの実施したインターンシップが総合ランキングで3年連続1位を獲得する結果となった。総合ランキングの上位10社にはwebサービス企業が多く、これらの企業は部門別ランキングもバランスよく高評価を獲得する傾向となっている。
なお、2位以下の総合TOP10社と部門別Top10社は以下の通り。
総合ランキング1位のリクルートは、「技術力の向上」「メンタリング・FB(フィードバック)体制」「周りのレベルの高さ」という3つの部門で1位を獲得しており、「雰囲気・社員の人柄」の項目でも3位を獲得している。このことから、これらの内容をバランス良く網羅しているインターンシップが、学生の満足度の高さにつながることが伺える結果となった。
7割以上の学生が「参加をきっかけに志望度に影響」
ランキング回答者の9割はサマーインターンシップの経験があり、そのうちの7割以上が1〜3社のみ参加と、厳選応募傾向が見受けられる結果となった。この結果から同社は、「3月に会社説明会がはじまり、選考は6月から」という就活ルールが廃止され、就活スケジュールの前倒しが進む中、早期から学生と接触し、インターンシップを経て内定を出すという企業も増加しているため、学生に選ばれるための工夫がますます重要となる、との見解を示している。
加えて、インターンシップへの参加をきっかけに、就職先としての志望度に影響したと回答した学生は、7割以上にのぼっており、特に、1~3週間程度のインターンシップの影響が見受けられるという。
中でも「実際の業務」や「業務を仮想したワークショップ」が参加学生の満足度に大きく影響しており、一定の期間、会社や業務について知る機会を設けることで、学生の企業理解や愛着が深まり、入社のイメージがつきやすくなるといった点で効果的であるということが考えられる結果となった。