コンビニ大手のファミリーマートは5月8日、2023年度対比でプラスチック使用量を年間約30トン削減すると発表した。全国約1万5900店でサンドイッチ3商品の包装フィルムの厚みを約14%薄くし、植物など再生可能な資源を原材料とするバイオマスプラスチックを一部使用する。
同社は4月19日にも、シュークリーム2商品の包装フィルムの厚みを約12%薄し、プラスチック使用量を年間約16トン削減すると発表した。今回の発表と併せると合計で年間約46トン削減する。
ファミリーマートは、2020年2月に環境に関する中長期目標「ファミマecoビジョン2050」を策定し、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」、「プラスチック対策」、「食品ロスの削減」の3つのテーマに基づき、持続可能な社会の実現に貢献するための取り組みを進めている。
今後はプラスチック対策をより強化し、オリジナル商品におけるプラスチック使用量の削減や環境配慮型素材の使用促進を積極的に進めていく考えだ。