Microsoftは4月30日(米国時間)、「Windows 11, version 23H2 known issues and notifications|Microsoft Learn」において、2024年4月のセキュリティ更新プログラム(KB5036893)または2024年4月のセキュリティ以外のプレビューアップデートをインストールしたWindowsデバイスにおいて、VPN(Virtual Private Network)接続にエラーが発生する可能性があると伝えた。
影響を受けるプラットフォーム
アップデート適用後、VPN接続にエラーが発生する可能性のあるプラットフォームは次のとおり。
- Windows 11 version 23H2
- Windows 11 version 22H2
- Windows 11 version 21H2
- Windows 10 version 22H2
- Windows 10 version 21H2
- Windows Server 2022
- Windows Server 2019
- Windows Server 2016
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2012
- Windows Server 2008 R2
- Windows Server 2008
不具合の原因と対策
Microsoftはこの問題の解決に向けて取り組み中としており、具体的な原因を明らかにしていない。今後のアップデートにて対策予定としている。なお、この件についてサポートを必要とするユーザーに対し、Windowsヘルプを活用するか、または企業向けサービスの「Support for business」を通じて自身の組織へ支援を要請することを推奨している。
なお、VPN接続を必要とし、エラーが発生している場合はセキュリティ更新プログラムを一時的にアンインストールすることができる。しかしながら、このセキュリティ更新プログラムには脆弱性の修正が含まれているため、アンインストールは推奨されていない。