Dataikuは4月26日、データチームがエンタープライズ規模で検索拡張生成(RAG)を使用して生成AIを搭載したチャット機能を構築するための新しい手法として、Dataiku Answersを発表した。

「Dataiku Answers」の概要

Dataiku Answersは、Dataiku LLMメッシュのフレームワークに搭載されている。Dataiku Answersを用いる際は、Anthropic、AWS Bedrock、Azure、Databricks、Google Vertext、OpenAIなどのLLMベンダーやPineconeのようなベクトルストアに接続して、AIチャットボットを構築することができる。セルフホスティングのLLMも利用可能。

そこからRAGパイプラインを構築し、チャットボットが組織固有のコンテンツにアクセスできるようにすることで、回答は組織に適した内容になる。

Dataiku LLMメッシュは、AIサービスのルーティング、個人を特定できる情報(PII)のスクリーニング、LLMレスポンスのモデレーション、パフォーマンスとコストのトラッキングのための専用コンポーネントを有しており、信頼できる生成AIの導入を実現するという。