ネットワンシステムズは4月25日、中期経営計画で成長戦略の一つとして掲げているサービス戦略の実現を目的として、運用サービスポートフォリオ「Managed ONE」を新しく整備し、提供開始すると発表した。
「Managed ONE」の特徴
同社はこれまで運用サービスについて、顧客の個別要件に合わせてカスタマイズした仕様・体制を構築していた。
これに対し、今回のポートフォリオの整備では、顧客の役割変化に対応し、これまで個別要件だった運用サービス内容を集約し、標準化・体系化した。これにより、ユーザーは自社の運用の強み弱みに合わせて、必要なサービスを適切に選べるようになったという。
「Managed ONE」において提供するサービス
Managed ONEで整備された各種運用サービスはサービス提供プラットフォーム「Growcx」を通じて提供される。「Growcx」は、人に依存した運用サービスから脱却し、データ活用や効率化された運用を目指すために、新たに設計開発された。
「Growcx」は、組織全体にまたがる運用業務の煩雑で多様な課題を解決するために、収集した情報を「構成管理データベースを含むITIL(Information Technology Infrastructure Library)に準拠した運用管理情報」として適切に格納し、製品ベンダーに依存しない効率的なサービスマネジメントを提供する。