DX(デジタルトランスフォーメーション)支援サービスを提供するギブリーは4月25日、日本マイクロソフトが提供する「Microsoft Copilot for Microsoft 365 (以下、Copilot)」の活用促進を支援する研修パッケージの提供を開始することを発表した。
サービスの概要
このプログラムはCopilotを導入する法人を対象に、集合研修、ワークショップなどの伴走型研修、スキルアセスメント、eラーニングなどを用いて、Copilotの概要や現場ですぐに使える「ゴールデンプロンプト」を解説して有効活用方法の習得をサポートする。
企業で導入が進むCopilotの効果的な利用を推進するため、同社が生成AI活用支援で培ったトレーニングのノウハウを用いて、各職場で日常的に使用されている Microsoft Teams、Excel、PowerPointなどにおけるCopilot活用を支援するとのことだ。
スキルアセスメント
同社が運営するHRプラットフォーム「Track(トラック)」は、これまでに65万人以上のユーザーが受検しているという。このプラットフォームを活用して、Copilot製品を含む生成AIやITリテラシー、さまざまな領域での適応力を評価し、デジタル変革に必要な生成AI活用人材としての素養やスキルを可視化する「GAIタレントアセスメント」をリリースした。
知識や意識を問うだけのDXアセスメントサービスは実践力が測れない点が課題とされるが、同社のGAIタレントアセスメントはアクション指標を問うため業務への適応力が評価できるという。
eラーニング
同社は「Track」のeラーニング機能やLMS(Learning Management System)機能を用いて、Copilotおよび生成AI全般について学べるサービスをリリースする。生成AIの開発経験を持つ研修講師やコンサルタント、大学教授、書籍執筆者らによって監修・執筆された学習教材を中心に、動画やテキストなどさまざまな形式の学習コンテンツを提供する。