Counterpoint Researchは4月23日(現地時間)、「China Smartphone Sales Remain in Black on Huawei, HONOR, Xiaomi Outperformance」において、中国における2024年第1四半期のスマートフォン市場の動向を発表した。レポートによるとHuawei、HONOR、Xiaomiといった中国ブランドが伸びた一方、Appleが苦戦していることがわかる。
Huawei、HONOR、Xiaomiが好調、Appleは苦戦
Counterpoint Researchが発表した主な調査結果は次のとおり。
- 2024年第1四半期の中国のスマートフォン売上高は前年同期比で1.5%増加し、2四半期連続で前年同期比プラス成長を記録
- Huaweiは最も優れた業績を上げ、前年比69.7%の成長を遂げている
- HONORも依然として好調で、前年比11.5%の成長を遂げている
- vivoがトップの座を獲得し、HONOR、Appleが続いている
- 今年最初の3カ月でAppleの売上高は前年比19.1%減少した
Counterpoint Researchは、2024年の中国のスマートフォン市場について前年比成長率が1桁台前半にとどまると予想している。また、生成AIの普及に合わせて中国のOEMメーカーはAI機能を自社の主力製品に組み込んでいると分析しており、スマートフォンOEMは引き続き新しいAIアプリケーションを模索し、ミッドエンドセグメントにまで波及する可能性があると指摘している。