セキュリティソリューションを提供するセキュアは4月24日、NVIDIA Metropolisプラットフォームを活用し、省人警備・省人運営を実現させる新たなソリューションを開発することを発表した。
開発の背景
セキュアは、AIを活用した監視カメラシステムや入退室管理システムの提供、無人店舗の開発・運営を通じて、セキュリティの向上や人手不足などの企業課題や社会課題の解決に取り組んできた。
またレジレス・無人店舗「SECURE AI STORE LAB 2.0」においてはNVIDIAのGPUを活用し、カメラ映像だけで買い物ができるウォークスルー型店舗を実現させている。
加えて、AIを活用したさらなるDX(デジタルトランスフォーメーション)促進およびAI開発を推進すべく、2024年4月にNVIDIAパートナーネットワークに参画しており、今回の開発に至ったという。
開発の概要と実現が期待されること
今回の発表では、警備や店舗運営などの省人化・省力化を促進させるため、NVIDIA Metropolisプラットフォームを活用した、セキュアオリジナルの新たなソリューションを開発することがリリースされた。
両社の技術やノウハウの活用によって、慢性的な人手不足の問題を抱える小売業界や警備業界の課題解決に取り組むという。
また同ソリューションでは、AI顔認証および画像解析により検出した課題や問題を即時に関係者へ通知し、関係者同士のリアルタイムコミュニケーションを実現することで、省人化だけでなく迅速な対応も可能にする機能が搭載される。