米Domoは4月23日、顧客向け年次カンファレンス「Domopalooza 2024:The AI + Data Conference」において、マルチクラウド・データサービス「Domo Cloud Amplifier」の機能を強化したことを発表した。
Domo Cloud Amplifierの機能強化
Domo Cloud Amplifierは、組織のセキュリティとガバナンスを維持しながら、複数のクラウドデータプラットフォームと完全に統合されており、ユーザーはデータを自由に活用し、実用的なAIドリブンのインサイトを得ることが可能。
さらに、DomoのMagic ETLがサードパーティのクラウドデータプラットフォーム上で利用できるため、データを移動させることなくプラットフォーム内で効率的なクエリやデータ交換が行えるようになるほか、そのほかのクラウドプラットフォームと統合されており、堅牢な単方向および双方向のデータ統合を提供するという特徴も持つ。
具体的には、Snowflakeでは読み取りと書き込みアクセス(一般公開中)とMagic ETL(β版公開中)、OAuth(β版公開中)、Google CloudはBigQueryの読み取り、書き込み、OAuth(一般公開中)。Databricksは読み取り(一般公開中)、書き込み(β版公開中)、Dremioは読み取り(一般公開中)、Amazon Redshiftは読み取り(一般公開中)、Azure SQL、MySQL、およびAmazon Athenaは近日中に読み取りが一般公開予定。
なお、Domoはユーザーがデータをより効率的に活用するための取り組みの一環として、Domo Cloud Amplifierのデータ更新頻度を簡単にカスタマイズできる新機能を導入した。これにより、組織のニーズに沿ったデータクラウドへの通信頻度を自由に設定できるため、不要なコストを抑え、効率的なデータ活用が可能になるとしている。