サイバーソリューションズは4月23日、1月15日から17日にかけて、全国の従業員300名以上の企業に勤務する合計1,035名を対象に実施した、「企業のメールセキュリティへの取り組みに関するアンケート調査」の結果を発表した。
企業の電子メール環境のシェア内訳は
調査の結果、勤務先の電子メール環境はクラウドが79.4%、オンプレミスが20.6%であることがわかった。
利用しているメールソリューションを聞いたところ、、「Microsoft 365」が全体の60.8%と過半数を占めたという。これに、Google Workplaceが10.8%で続いている。
企業のチャット、グループウェアのシェア内訳は
続いて、勤務先のチャット環境を聞いたところ、「Microsoft Teams」が最も多かった。その導入率は、全体で69.1%、従業員300人~999人の企業で62.5%、従業員1000人~4999人の企業で68.9%、従業員5000人以上の企業で78.2%となっている。
また、グループウェア環境も「Microsoft 365」の利用が最も多かった。その導入率は、全体で65.4%、従業員300人~999人の企業で53.1%、従業員1000人~4999人の企業で68.1%、従業員5000人以上の企業で79.0%となっている。
「Microsoft 365」の高評価、不満が多い点
そのほか、他のクラウドメールと比べてMicrosoft 365が高評価な要素は「迷惑メールフィルターの正確さ」「メール機能の分かりやすさ」であることもわかっている。
逆に、他のクラウドメールと比べてMicrosoft 365において不満が多い要素は「動作が重い」「価格が高い」となっている。