ギブリーは4月22日、生成AIやデジタルスキルの習得を目指す社会人向けのメタバースアカデミー「Track Academy(トラック・アカデミー)」を5月14日に開校することを発表した。講座は経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」に選ばれており、転職を目的とする個人受講であれば助成金を利用したキャッシュバックが受けられるという。

  • Track Academyを開校する

    Track Academyを開校する

Track Academyの概要

Track Academyはメタバース空間を使った完全オンラインでエンジニア転職やキャリアアップに必要なデジタルスキル習得を目指すプログラミングスクール。キャリアサポートなども受けられる。専門のアドバイザーがペースラーニングをサポートするため、自分のペースで学習を進められるとのことだ。

同サービスでは、同社がエンジニア採用試験ツール「Track Test」の運営で培った知見を使用して、専用のLMS(Learning Management System:学習管理システム)を提供する。これにより、個人学習、質疑応答、個別学習サポート、演習課題、習熟度チェックを組み合わせて、実務で求められるスキルの習得を支援する。

  • 学習のイメージ

    学習のイメージ

  • カリキュラムの内容

    カリキュラムの内容

Track Academyの特長

Track Academyは週に2回、メタバース空間に受講生が集まり、もくもくと学習を進める勉強会「もくもく会」を開催している。受講生は学習を進めながら講師や他の受講生とコミュニケーションが取れるため、専門性の高い疑問を解消できるようになるだけでなく、学習進捗に関する不安の解消や、周囲から刺激を受けることで学習意欲の向上などが期待できるという。

  • 受講生専用のメタバース空間

    受講生専用のメタバース空間

また、同サービスではAIやPython学習書の著述歴のあるエンジニアらが講師としてアドバイザーを務め、受講生はもくもく会や専用のチャットグループを通じて講師に質問できる。その他、あえて「答えを教えない」ように調整されたAIアシスタントへの質問も可能。