Googleは4月19日(米国時間)、「Google Workspace Updates: Google Workspace Updates Weekly Recap - April 19, 2024」において、Google Workspaceに関する週次アップデートについて発表した。Google Workspace Updates Weekly Recapは、Googleが毎週公開しているGoogle Workspaceに関するアップデート概要で、Google Workspaceに関連するさまざまな製品やサービスに対する新機能、改良点、バグ修正などが紹介されている。
Google Workspace週次アップデートの概要
4月の第3週に発表されたGoogle Workspaceに関するアップデートは次のとおり。
Google Driveの検索機能強化(Androidデバイス)
Android版Google Driveアプリで検索機能が強化される。このアップデートにより、ファイル検索がより迅速かつ直感的に行えるようになる。
Dialogflow CXの改良
Google ChatとDialogflow CXの統合が導入され、より高度な自然言語処理と会話制御が可能となる。開発者はGoogle Chatアプリを介してより洗練されたバーチャルエージェントを構築することができる。
Web版Google Driveにダークモード導入
ユーザーの要望に応え、GoogleDrive Webバージョンにダークモードが追加された。ユーザーは目の疲れを軽減しつつ快適に作業することが可能となる。
Google Meetの新機能
Series One Board 65とDesk 27デバイスから、FigJam ホワイトボードアプリを直接起動できるようになる。また、Google Meetでのプレゼンテーションに注釈ツールが追加され、より動的でインタラクティブな会議ができる。
Google Chat APIの機能拡張
スペースのメンバーをスペースの管理者に昇格させることが可能となり、組織内のコミュニケーション管理がより柔軟に行えるようになる。
SalesforceとのGoogle Voice連携強化
Google VoiceとSalesforce間の統合がベータ版で公開され、通話情報の追跡と記録が容易になる。
Google Chatの相互運用性
Microsoft TeamsやSlackとの相互運用の一般提供を開始。これにより、異なるプラットフォーム間でのコミュニケーションがスムーズに行えるようになる。
これらの機能強化は、即時リリースと計画的リリースのドメインに渡って順次展開されており、各機能のロールアウトは最大15営業日以内に完了予定となっている。