ユニアデックスは4月18日、シスコシステムズと連携し、シスコ製ハードウェアの循環利用を促進するプログラム「Cisco Green Pay」と、ユニアデックスのシステム全般の運用支援を行う「COE(Center of Excellence)サービス for ITSM」を組み合わせた「ハードウエア利用型サービス」を5月13日から提供開始すると発表した。

  • 「ハードウエア利用型サービス」の構成

「Cisco Green Pay」プログラムの概要

「Cisco Green Pay」プログラムは、シスコのサーキュラーエコノミーに賛同・同意した企業に対し、シスコ製ハードウェアを利用型で提供するプログラム。

ハードウェアの利用契約終了後に返却することを条件に、シスコ製ハードウェアをユニアデックス特別価格で提供する。返却機器は、シスコが無償で回収・リサイクルを行い、ユーザーにはシスコのサーキュラーエコノミープログラムに基づいて処理されることを示す証明書を発行する。

「COEサービス」の概要

「COEサービス」は、運用・保守における最適なITサービスマネジメントを提供するサービス。

システムの運用・保守スペシャリストの知識・ノウハウを集約し、ユーザーのIT資産運用を支援するための情報提供(脆弱性、不具合、ライフサイクル情報)や契約管理、障害対応を行う。

「ハードウエア利用型サービス」では、契約した機器に関する脆弱性と不具合情報の提供、契約機器の管理機能などもあわせて提供する。

Takebackインセンティブ」も実施

あわせて、利用完了したシスコ製ハードウェアなどのリサイクルを実現するプログラム「Takebackインセンティブ」の実施も発表された。

「Takebackインセンティブ」は、「Cisco Green Pay」との併用・単体での利用のどちらも可能。単体利用でもハードウェアの更新時に利用完了機器の返却を条件に、シスコ製ハードウェアをユニアデックスの特別価格で提供する。返却するハードウェアはシスコ製品以外も可能で、シスコが無償で回収・リサイクルも行う。