NTT QONOQ(コノキュー)は4月18日、VR(仮想現実) / MR(複合現実)ヘッドセット「Meta Quest」の法人利用を支援するツール「Meta Quest for Business」を国内の法人向けに販売開始することを発表した。

Meta QuestをはじめVRやMRデバイスは、教育、トレーニング、製品開発、日々のミーティングなど、エンタープライズ分野でも活用シーンが拡大している。Meta QuestでMicrosoft Mesh for Teamsなども利用可能なことから、より一層のビジネス需要が見込まれている。

その一方で、ビジネスシーンでのMeta Questの利用には、アクセス制御を通じたセキュリティ強化やアプリケーションの一括配信など管理業務の効率化が課題となっていたため、デバイス管理ツール「Meta Quest for Business」の販売を開始するという。同サービスは特定の管理者が複数のMeta Questデバイスをリモートで一元管理し、設定をカスタマイズできるツールを提供する。

デバイス管理では、複数のMeta Questデバイスをグループとして管理し、グループ全体のエクスペリエンスや設定を制御できる。

  • Meta Quest for Business

ユーザー管理ではoktaやAzureといったIDプロバイダーと連携でき、プロビジョニングプロセスを自動化できる。

  • Meta Quest for Business

アプリ管理では、特定のデバイスグループに対してアプリケーションを自動的に配布できる。

  • Meta Quest for Business

また、管理ページかはら直接Meta Quest for Businessに関するサポートが受けられる。