図書印刷は、唯一無二のオリジナル絵本をPCやスマホから作成できるサービス「TinkerTale(ティンカーテイル)」の開始を発表した。サービスは4月22日より開始する。
"Tale(物語)"と"Tinker(小さな変更を加える)"から名付けられた「TinkerTale(ティンカーテイル)」は、書店で実際に販売される人気絵本のキャラクターや絵柄、メッセージなどをユーザーがカスタマイズできるもので、PCやスマホから手軽に作成できるユーザーインタフェースが備わりプレビュー画面で全ページを確認して注文する。誕生日や記念日などに、手元に残る世界に一冊だけのオリジナル絵本を製本し、プレゼントできるというサービス。
4月22日のサービス開始時には初回リリースタイトルとして、世界文化社の「ふしぎな みけねこびん」(文:きむら ゆういち 絵:まつなが もえ/TinkerTale版価格:4,950円(税込、送料別))、「であえたことにありがとう」(文:きむらゆういち、絵:tono/TinkerTale版価格:4,950円(税込、送料別))がラインナップされる。出版社側は、絵本コンテンツとしてタイトルを提供するサービスとして活用することもできるため、長らく書籍や雑誌の印刷・製造を行ってきた同社では、タイトル数を増加させることで新たな絵本サービスとしての拡大を狙う。