ハイパースケーラーの日本に対する巨額投資が止まらない。
Amazon Web Services(AWS)が今年1月、2027年までに日本で2兆2,600億円を投資することを発表した。
4月には、米マイクロソフトが岸田首相の米国公式訪問中に日本事業に4400億円を投資することを発表、米Googleが日本へのデジタルコネクティビティの拡張に1500億円(10億米国ドル)を投資することを発表した。
そして、日本オラクルが4月18日、日本におけるクラウド・コンピューティングとAIインフラストラクチャの需要拡大に対応するため、今後10年間で80億ドル以上の投資を計画していることを発表した。
同社はこの投資により、東京と大阪にあるパブリッククラウドのリージョンの国内カスタマー・サポート・チームと、「Oracle Alloy」と「OCI Dedicated Region」の国内運用チームを強化する予定。
これにより、日本における政府や企業がミッションクリティカルなワークロードを「Oracle Cloud」に移行し、ソブリンAIソリューションの採用を続けることが可能になると説明している。
加えて、顧客とパートナー企業の日本におけるデジタル主権要件への対応を支援するため、同社は日本を拠点とする人員での運用とサポート・エンジニアリング・チームを大幅に拡大するという。