デスク「伊藤忠商事(石井敬太社長)がアニメ事業へ参入するね」
記者「はい。スカパーJSATがアニメを中心とした映像コンテンツ会社『スカパー・ピクチャーズ』を設立し、伊藤忠が同社へ出資する形です。スカパーJSATは数年以内に10作品以上のアニメ製作を手掛ける予定で、商社のネットワークを活用し、日本のアニメ作品のさらなる世界展開を目指します」
デスク「今や、アニメは日本を代表する輸出コンテンツとなった」
記者「日本のアニメは海外でも人気が上昇。日本動画協会の調査によると、2022年の海外売上は過去最高の2兆9277億円と、10年間で約2倍に急成長しています。ただ、動画配信の広がりによって、世界規模で日本のアニメファンが増加しているにも関わらず、キャラクターグッズなどの関連商品の展開は未成熟。今後さらに市場は拡大することが期待されており、伊藤忠はここに商機を見出したようです」