エクサウィザーズのグループ会社であるExa Enterprise AIは4月11日、日本マイクロソフトと連携してMicrosoft Azure東日本リージョンで動作するGPT-4 Turboの利用を開始し、Azure OpenAI Service PTU(プロビジョニング スループット ユニット)に対応開始することを発表した。法人向けのChatGPTサービス「exaBase 生成AI powered by GPT-4」(以下、exaBase 生成AI)で提供するという。
exaBase 生成AIがGPT-4 Turboに対応することで、一度に処理できるトークン量が拡大し、長文のコンテキストにも対応可能となる。また、2023年4月時点の学習データで利用できるようになる。従量料金は従来のGPT-4版利用時と同額。
処理能力を事前に予約して応答速度の向上と安定稼働を実現するPTUに対応しているため、エクサウィザーズグループがAzure OpenAI ServiceにおいてGPT-4 Turboの処理能力を事前に予約できるようになる。exaBase 生成AI サービスで処理リソースの占有的な利用を可能とし、応答速度の向上とさらなる安定稼働が見込めるという。