米TeradataとAnacondaは4月9日(現地時間)、新たな提携を開始し、データ分析で使用されるPythonおよびRのパッケージのTeradata VantageCloudへの導入をAnacondaリポジトリから容易に実行できるよう連携させたことを発表した。
エンドツーエンドのAI / ML(Machine Learning:機械学習)モデルを運用するための分析エンジンであるClearScape AnalyticsとAnacondaリポジトリの連携により、企業は大規模なデータサイエンスやAI / ML、生成AIプロジェクトを開発できるようになり、ビジネス価値のコスト効率改善が期待されるという。
両社の連携により、オープンソースのPython / Rパッケージを使用して開発されたAI / MLの迅速な展開と運用が可能となるほか、VantageCloud Lake上のPython / Rの機能を活用してデータの可能性を大規模に引き出せるようになるとしている。
また、大規模なデータサイエンス、豊富なAI / ML、生成AIのユースケースなどの中から、その時の自社の環境に適したパッケージやバージョンを柔軟に選択し活用となる。知的財産権(IP)漏洩の心配なくPython / RモデルをVantageCloud Lakeに安全に導入可能とのことだ。