Progateはエンジニア志望の学生と企業をつなげる採用プラットフォーム「Progate Prospects」のベータ版を提供開始することを発表した。企業がProgate Path上で自社求人への応募条件となるタスクを設定し、その課題をクリアした学生が直接応募できるシステムを提供する。
サービス概要
Progate Pathとは、実際のプロダクト開発を想定した実践的なタスクを提供する学習サービス。Progate Prospectsでは企業がProgate Path内にある学習コンテンツから、自社に適したスキルを持っているユーザーを見つけるための「応募条件タスク」を設定可能。応募条件タスクをクリアした学生は直接求人に応募できる。履歴書やエントリーシートでは伝えきれないスキルを実際の成果物を通して可視化し、評価できる利点がある。
さらに、自社のエンジニアが普段取り組んでいる業務や技術的な課題をテーマに、各企業がオリジナルのタスクを作成できるという。より精緻な選考を支援するとともに、入社後の研修コストの削減にも貢献するとのことだ。
サービスの特長
Progate Pathの利用により、従来の書類選考やスキルチェックとは異なり即戦力が採用できるという効率的な採用モデルが期待できるという。また、自社で実際に扱っている技術課題を元にしたオリジナルタスクを作成することで、技術面でのより精緻なマッチングを支援する。
エンジニアを志望する学生が実務に近いタスクを事前にクリアすることで、新入社員の現場へのスムーズな移行を促し、研修や育成のコストを削減可能。企業が選考のために用意するオリジナルタスクは学生にとっては重要な学習教材となり、エンジニア志望の学生の興味関心を強く獲得でき、技術理解も促せるという。