パーソルグループで外国人材に特化した人材サービスを手掛けるパーソル グローバルワークフォースは4月5日、ネパールの第二都市ポカラと第三都市チトワンに日本語トレーニングセンターを新たに開設したと発表した。
同社は2023年8月に同国の首都カトマンズに在留資格「特定技能」取得のための試験合格を目指し、短期間で実践的な日本語が学べるトレーニングセンターを開設。より多くのネパール人材の育成が必要と判断し、ネパールの主要都市に2、3拠点目を新しくオープンすることになった。3拠点で年間で1300人以上の特定技能人材の育成が可能だという。
深刻化する日本の労働力不足により、外国人材の採用を考える企業が増えていく中、海外現地で「日本ではたらきたい」と思う人材の募集と育成は喫緊の課題となっている。
ネパールは、2018年から2023年までの5年間で日本における就業者数が約8割増加するほか、2022年以降の増加率が大きい主な3カ国(インドネシア、ミャンマー、ネパール)に入るほど、日本ではたらく人材が増えている国だという。