米Snowflakeは3月28日(現地時間)、AWS(Amazon Web Services) East、AWS West、Azure Westの顧客に対し、Snowflake データクリーンルームの一般提供を開始したと発表した。

この一般提供に先立ち、Snowflakeは、データクリーンルーム技術を提供するSamoohaを買収した。Samoohaは現在、データクラウド製品に統合され、コンプライアンス、セキュリティ、プライバシー、相互運用性、アクセス機能を一体化したSnowflake Horizonにより強化されているという。

「Snowflake データクリーンルーム」とは

Snowflake データクリーンルームとは、複数の関係者が機密データや規制対象データに関して安全に共同作業できる環境。

基盤となるデータに直接アクセスすることなく、複数の業務担当者が管理された方法で機密データを共同作業および分析できる相互運用性を実現する。

Snowflake Native Appとして利用可能なSnowflake データクリーンルームにより、クロスクラウドのデータクリーンルームを迅速に導入できるようになった。

「Snowflake データクリーンルーム」を利用するメリット

Snowflake データクリーンルームは、追加のライセンス料を支払うことなく立ち上げることができる。

また、「Snowflake データクリーンルーム」では、Snowflake製品に内蔵されたプライバシー機能、ガバナンス機能を利用することが可能。