日本オラクルは3月29日、NVIDIAと、ソブリンAIを世界中に提供するために協力関係を拡大することを発表した。デジタル主権を確立し、国や個人が所有権を持つデータを管理するアクセラレーテッド コンピューティングおよび生成AIサービスの提供で協力する。

取り組みの概要

オラクルの分散クラウド、AIインフラストラクチャ、生成AIサービスとNVIDIAのアクセラレーテッド コンピューティング、生成AIソフトウェアを組み合わせることで、政府機関や企業はAIファクトリーを実現可能となる。

AIファクトリーは、ローカルまたは国や組織のセキュアな施設内で、幅広い運用管理を適用しながらクラウド・サービスを実行でき、経済的な成長を多様化し促進する主権目標を支援する。

NVIDIAのAIプラットフォームとオラクルのエンタープライズAIを組み合わせることで、「OCI Dedicated Region」「Oracle Alloy」「Oracle EU Sovereign Cloud」「Oracle Government Cloud」に導入可能。

デジタル主権サポートを支援するための運用、ロケーション、セキュリティを管理できるAIソリューションを顧客に提供するという。