EDGEMATRIXは3月25日、同社販売代理店の双日九州ならびに西尾レントオールと連携し、映像エッジAIを活用した工事現場向けソリューション「EDGEMATRIXサービス」のレンタルを開始したことを発表した。
EDGEMATRIXサービスは、カメラ映像を現場でAI処理するデバイス「Edge AI Box」と、AIアプリケーションの配信・管理・収益化を行うプラットフォーム「EDGEMATRIXプラットフォーム」から構成されたソリューション。西尾レントオールでは、工事現場の入退場者や車両の数をカメラ映像からAIがカウントし、現場の混雑状況を可視化する製品とサービスをパッケージにして提供する「混雑案内PKG」をベースに、同サービスを組み合わせることで、工事現場における人数カウントならびに車両ナンバーの自動認識・読み取りのソリューションを提供するとしている。
また、サービス開始当初はこの2つのAI(人数カウント、ナンバー読み取り)の提供とするが、今後は盗難対策に向けた侵入検知AIなど、現場課題を解決出来るサービスも随時リリースしていく予定だという。
なお、EDGEMATRIXでは今回の取り組みを通して、要望の多かったレンタルに対応することが可能となったことから、今後、映像エッジAIの技術を工事現場に広めることで社会インフラの発展につなげていきたいとしている。