日立システムズは3月15日、マネージドサービス事業のサービス体系「Hitachi Systems Managed Services」を構成するサイバーセキュリティソリューション「SHIELD」のサービスメニューを強化したと発表した。

「SHIELD」において強化された点

同社が提供している「Hitachi Systems Managed Services」において、「SHIELD」はセキュリティの構築・監視・運用を提供するもの。

今回、米国国立標準研究所(NIST)が公開したサイバーセキュリティフレームワーク「NIST CSF」に基づき、企業のセキュリティ業務を7カテゴリー25業務に分類し、企業が25業務を行うために必要となる対応をプロセスとして整理。各プロセスに「SHIELD」の全サービスをひもづけ、体系化した。

  • 企業におけるセキュリティ業務の7カテゴリー

強化による効果

今回の強化は、業務視点で実施されており、企業はセキュリティ対策に関して、情報セキュリティ部門で行う業務を起点に、対策済みの個所と未対策の個所をふかんして把握できるようになるという。

これにより、業務ごとではなく、全社的で連続性のある業務プロセスの中で、どの部分のセキュリティ対策が必要かという視点でセキュリティ対策全体を考慮して必要なセキュリティサービスを選択できるようになるとしている。