GMOグローバルサイン・ホールディングスは3月14日、4月からロボティクス・ドローン分野におけるAIを活用した動作ログ解析の実証実験を開始する方針であることを発表した。
同実験は、ロボット・ドローンの動作ログに機械学習とディープラーニング技術を活用した高度なAI解析を行うことで、故障リスクやセキュリティリスクをマネジメントし、運用効率を向上させ、事業リスクを低減することを目指すもの。
実証実験の概要
実証実験では、まずドローン関連企業の技術連携を目指す「ドローンオープンプラットフォームProject」に参画し、空中ドローンについて、飛行中にセンサなどから収集されたログデータを解析し、ドローンの故障リスクの予測などを行うという。
そして、対象を陸上ドローン(ローバー)や自動走行ロボット、水中/水上ドローンに広げていき、最終的にはログの収集・解析の対象をドローン以外のロボットにも広げていく予定だという。
また、将来的には分析結果をロボット・ドローンメーカーや物流・製造・設備点検およびサービス事業者、損害保険会社への提供も目指している。