Mastercardは3月14日、ソフトバンクと連携し、Mastercardのクラウドベースの予測分析プラットフォームであるTest&Learnを日本で提供を開始したことを発表した。ソフトバンクは、MastercardとのTest&Learnに関するパートナー契約を通じて、同サービスを日本国内の企業へ展開し、データを活用したビジネス上の意思決定を支援するとしている。
連携の概要
両社は、今回のパートナーシップを通じて、Mastercardの強力なTest&Learnプラットフォームに、ソフトバンクが取り扱う優れたAIおよびデジタルマーケティングに関するソリューションを組み合わせた。
これにより、企業が十分な情報に基づき、効果的かつ拡張性のあるビジネス上の意思決定を行うためのデータ分析プラットフォームを提供することが可能になる。
加えて、新規および既存の取り組みをビジネス全体で測定することで、企業は実際のビジネス・パフォーマンスに対する透明性を高め、規模に応じた迅速なテストと学習が可能になるだけでなく、ビジネス全体で重要な取り組みを最適化できるようになるという。
ソフトバンク 法人事業統括 デジタルマーケティング本部 本部長の藤平大輔氏は、「データ活用やデジタル化のニーズがますます高まる中、このたびのパートナーシップは、お客さまに提供する価値を一層高め、日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)をさらに加速するものと確信しています。当社グループの多様なアセットとMastercardのサービスを組み合わせることで、より一層お客さまの課題解決への貢献を目指していきます」と述べている。