「デバイスの皆さん、ご卒業おめでとうございます」ーー。3月13日、東京都内の静まり返った区民ホールで、聞き慣れない言葉が響き渡った。
デスクトップノートパソコン(PC)やノートPC、キーボードやマウス、モニター。パソコン最大手のレノボが提供する役目を終えた各種デバイス20台が「卒業デバイス」として席に着いていた。
ビジネスやクリエイティブ、ゲームや動画視聴など、人々の生活を支えて続けてきた卒業デバイスたちは、再生可能な部品を取り出され、次の世代のデバイスへとバトン(部品)を渡す。
レノボのデバイスたちが卒業(再利用)へ
レノボ・ジャパンは13日、「デバイスたちの卒業式」を開催した。「地球環境を考える在校生」としてタレントの村重杏奈さんが、卒業デバイスたちの代わりに卒業証書を受け取った。