PLANAのグループ会社であるPWANはこのほど、パナソニックコネクト、北陸朝日放送(HAB)、アイネス、LIP北信越などの他事業者と協力し、七尾市の田鶴浜体育館にLRN(Local Regional Network:地域専用情報配信自営網)を設置し、LINE を通じて北陸朝日放送や北國新聞の地域ニュースやスポーツコンテンツの配信開始した。
今回、広域Wi-Fiとローカルキャプティブポータルを整備することで、避難所のインターネット環境を改善した。
また、LINEアプリに避難所専用のアカウントを設け、行政情報に加え、HAB発信の地域ニュースやスポーツなど多様なコンテンツを、CDN(Contents Delivery Network)で配信している。
帯域を効率的に利用することで遅延を抑え、ユーザーの距離に関係なくインターネットが利用できる環境を整えたという。
ローカルプラットフォームからも、LINEを活用して避難所情報や行政情報、HABが発信するニュースやスポーツコンテンツをタイムリーに提供する。
これにより、インターネットにつながらない状況でもローカルプラットフォーム内の情報が見られる。
同社は今回の利用結果を検証し、他避難所や仮設住宅に広げていくことで、被災者支援に役立ててもらいたいと考えている。