Microsoftはこのほど、Windows InsiderプログラムのBetaチャネル向けに「Windows 11 Insider Preview Build 22635.3276」をリリースした。このビルドでは、Copilot in Windowsのタスクバーアイコンに新機能が追加されたほか、Nearby Shareやタスクマネージャーなどにおいて複数の既知の問題の修正が行われている。
最新のアップデートをすぐに適用する設定にしているユーザー向けの変更点
Build 22635.3276における新機能および修正は、Windows Updateの設定に応じて2種類の方法でロールアウトされる。Windows Updateのページで「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」の項目を[オン]にしている場合は、このビルドに含まれる次の3つの修正が適用される。
- Nearby Shareで長い名前のデバイスが共有先に表示されない問題
- Nearby Shareでデバイス名が「???」として表示される問題
- タスクマネージャーの信頼性に関する問題
これらの修正は、前述の設定を[オフ]にしている場合、すぐには適用されず、後に準備が整った時点で段階的に適用される。
すべてのユーザー向けに展開される変更点
次の新機能および修正は、Windows Updateの前述の設定にかかわらず、Betaチャネルに参加するすべてのユーザーに対して適用される。
- タスクバー上のCopilot in Windowsのアイコン上にマウスカーソルを置いた際にCopilotペインが表示されるようになった
- タスクバーの検索フィールドのハイライトアイコンがその日の検索ハイライトと同期しなくなる問題が修正された
Microsoftによると、Copilot in Windowsのアイコンは、まだBetaチャネルのすべてのInsiderに提供されているわけではなく、準備ができ次第、段階を踏んでロールアウト範囲が拡大されていく予定だという。