Googleは3月7日、Google 六本木オフィスに、サイバーセキュリティ研究拠点のスペースを開設したと発表した。産官学関係者やアジア太平洋地域団体との政策対話や教育機関との共同研究など、日本のサイバーセキュリティ全体を保護する取り組みを進めていく考えだ。
日本サイバー犯罪対策センターと連携
同社では、昨年10月から日本をサイバーセキュリティ研究拠点として、アジア太平洋地域のサイバーセキュリティ強化に取り組んでいる。今回、六本木オフィスに専用のスペースを設けた。
また、同月に発表した同社の慈善事業部門であるGoogle.orgによる日本を含む、アジア太平洋地域13カ国におけるサイバーセキュリティの強化を支援するAPAC Cybersecurity Fundで日本におけるパートナーとして、日本サイバー犯罪対策センター(JC3)と連携した。
同取り組みを通して、最大2500社の中小企業、非営利団体、および社会的団体を対象にサイバーセキュリティトレーニングを提供し、日本のサイバーセキュリティ人材育成を促進していくという。