WordPress.orgは現地時間3月5日、オープンソースのCMS「WordPress」の次期バージョンとなる「WordPress 6.5」最初のリリース候補(Release Candidate)版「WordPress 6.5 RC 1」のリリースを発表した。最終版は、3月26日にリリースが予定されている。
「WordPress 6.5」の強化ポイントと今後のスケジュール
次期バージョンとなる「WordPress 6.5」では、Gutenbergプロジェクトのフェーズ3(共同編集とワークフロー機能)に対応したサイトエディターとコンテンツエディタ「Gutenberg」の更なる機能強化と「6.4」で見送られたフォントマネージャー「フォントライブラリ」の提供、再利用可能なブロック「Synced Patterns」のアップグレード、「Block Bindings API」の強化、Webサイトのフロントエンドをインタラクティブにする「Interactivity API」のコア導入が発表されている。
RC版では、引き続きエディター関連の20を超えるバグ修正とWordPress Core関連の40を超えるチケットに対応している。今後のリリーススケジュールについては、3月12日にRC2、3月19日にRC3を経て、3月26日に最終版のリリースを行う予定。