メシウス(旧社名、グレープシティ)は、業務用アプリケーションに日本仕様の入力用JavaScriptコントロールセットを組み込めるコンポーネントライブラリ「InputManJS(インプットマンJS)」の最新版「V4.1J」を3月13日にリリースすることを発表した。

最新バージョンの「Angular 17」と「Next.js 14」に対応、新しいUIを導入した「InputManJS V4.1J」

「InputManJS」は、日本語仕様に最適化されたテキスト、日付時刻、数値、コンボボックスなどの入力フォームのコントロールセットライブラリで、JavaScriptでの効率的なWebアプリケーション開発をサポートする。Angular、React、Vue.jsなどの代表的なJavaScriptフレームワーク、TypeScriptを使用した開発にも対応している。最新バージョンでは、最新の「Angular 17」と「Next.js 14」に対応した他、各コントロールのUIに最新のデザインを導入、よりユーザビリティの高いデザインに変更されており、設定で旧デザインに切り替えることも可能となっている。

  • 新しいInputManJSのコントロールのUIデザインサンプルの抜粋

(同社資料より)|

機能面での強化として、入力フォームにドロップダウンリストを表示し、タグラベルとして選択できる項目を表示、直接入力も可能な新コントロール「タグボックスコントロール(GcTagBox)」を追加している。同コントロールは、タグに合わせた画像表示も可能で、入力フォームをよりグラフィカルなデザインにすることができる。

  • 新コントロール「タグボックスコントロール」(同社資料より)

上記以外にも、入力フォームで数値をコントロールできる「レンジスライダー入力」、各種入力コントロールでラベルを装飾する「フローティングラベル」が利用できるようになった。テキストエディターも強化され、「リッチテキストエディタコントロール(GcRichTextEditor)」で、最大文字数の設定、使用可能な文字種の設定、タブ文字の入力他、複数の機能が追加されている。最新バージョンでの強化・改善点の詳細については、Webサイトで確認できる。利用は、1年定額制のサブスクリプション方式での提供となり、1開発ライセンスで99,000円、1配布ライセンスが1ドメインにつき198,000円となっている。