物流代行「オープンロジ」、コマースプラットフォーム「ecforce」とAPI連携

オープンロジは2月29日、物流フルフィルメントプラットフォーム「オープンロジ」において、SUPER STUDIOが提供する統合コマースプラットフォーム「ecforce」とAPI連携を開始した。「ecforce」を導入するEC/D2Cメーカーの事業成長を物流面からサポートする。

オープンロジは、「テクノロジーを使い、サイロ化された物流をネットワーク化し、データを起点にモノの流れを革新する」をビジョンに掲げ、物流フルフィルメントプラットフォーム「オープンロジ」を提供している。

ECの事業成長を物流面からサポートするため、これまで複数のECカート・プラットフォーマーとAPI連携を行い、システムによる受注情報の取り込み・倉庫への出庫依頼の自動化を実現。同時に倉庫ネットワークを拡大することで、EC事業の急拡大やイベントの際の大量入出庫にも対応できる柔軟で拡張性がある物流フルフィルメントサービスを提供してきた。

このほど、SUPER STUDIOが提供する統合コマースプラットフォーム「ecforce」とAPI連携を開始した。SUPER STUDIOは、「ecforce」を中心に、EC/D2Cを中心としたオフライン市場も視野に入れ、あらゆるビジネスのコト、モノのビジネス価値を最大化するためのプロダクト開発・提供を進めてきた。

今回の「オープンロジ」と「ecforce」のAPI連携により、「ecforce」を利用するEC/D2Cメーカーは、受注情報の取り込みや倉庫への出庫依頼の自動化が可能となり、拠点の分散・拡張が容易な物流フルフィルメントサービスを初期費用・固定費はゼロ、従量課金のみで利用できる。

また、「ecforce」に蓄積されるマーケティングデータなどのさまざまなデータと、オープンロジに蓄積される物流データを基に、サプライチェーンにおけるリソースの最適化や事業の意思決定への貢献が可能となる。

オープンロジは今後、独自のシステムと倉庫ネットワークを拡大し、「ecforce」を導入するEC/D2Cメーカーの事業成長を物流面からサポートする考えを示した。