アクセルスペースは3月4日、同社が開発を進めてきた人工衛星「PYXIS」の打ち上げ日が2024年3月5日(日本時間)に設定されたことを発表した。

  • アクセルスペースの実証衛星「PYXIS」の機体

    アクセルスペースの実証衛星「PYXIS」の機体と、打ち上げに向けた搬出の様子 (C)Axelspace (出所:アクセルスペース)

同衛星は、周回軌道上にて「小型衛星のワンストップサービスAxelLinerが今後提供する汎用バスシステム『Bus-N(Normal)』の実証」「次世代GRUS衛星に向けたセンサーの先行実証」「ソニーグループによる通信システム技術の実証」の3つのミッションを行うことを目的に開発された実証衛星。打ち上げロケットはスペースXのFalcon 9で、射場は米カリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙軍基地。投入予定軌道は高度500~600kmの太陽同期軌道で、ミッション名は「Transporter-10」としている。

  • PYXISで挑む3つのミッション概要

    PYXISで挑む3つのミッション概要 (C)Axelspace (出所:アクセルスペース)

なお、打ち上げ日や時間については、天候の状況などによって変更となる場合がある。