かっこ、不正注文検知サービス「O-PLUX」がカード属性情報の活用を開始 クレカ不正のトレンドに対応

安全なネット通販のインフラづくりに貢献するかっこは2月26日、不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」において、不正トレンド対応するため、クレジットカードの属性情報の活用を開始した。クレジットカード不正被害の大幅削減への貢献を目指す。

かっこが提供する不正注文検知サービス「O-PLUX」は、データサイエンスを活用した独自の審査ロジックにより、不正注文をリアルタイムに検知し、クレジットカードのなりすまし注文、不正転売・悪質転売、後払い未払い等の不正被害の防止、および審査業務の自動化を実現するクラウドサービス。

このほど、クレジットカードの不正傾向に対応するため、カード情報の属性情報を有効活用することで、第3者のカード情報を使ったなりすましによる不正注文への対策を強化した。

クレジットカード情報の漏洩は、2023年に84万件に達し、その情報を悪用した不正購入やカード不正利用のリスクが増大している。カードの属性情報と注文者情報が異なる不正が多く、この問題に対処する必要性があった。

こうした状況を受けかっこは、クレジットカードの属性情報の活用に至ったとし、これによりクレジットカード不正被害の大幅削減が期待できるとの考えを示した。

かっこは、これまでも不正傾向に応じて、不正IPアドレスデータベースや4000万件超の住所確認サービスとの連携、IP Geolocation技術の活用などを行っており、今後も審査精度向上のため、多岐にわたる機能のアップデートを実施していくとしている。