ライフスタイルショップ「unico」、Webカタログ活用ツールとしてビジュアルマーケ「visumo」を採用

ミサワは2月28日、ライフスタイルショップ「unico」のWebサイトにおいて、カタログのスタイリング掲載ツールとして、ビジュアルマーケティングプラットフォーム「visumo(ビジュモ)」の「visumo snap」を採用したと発表した。視覚的にわかりやすく、紐づいているアイテムを手間なく探せるWebカタログにより、ブランド体験の向上を支援する。

visumoの提供する「visumo」はブランディングや商品訴求を強化するビジュアルデータを一元管理するビジュアルマーケティングプラットフォーム。インスタグラム上のUGCを活用する機能やYouTubeなどの動画データをオウンドメディアで活用する機能、スタッフのリソースを活用してコンテンツ投稿を強化する機能など、事業者のWebサイトでのデジタル接客を強化するサービスを提供している。

このほど、ミサワが運営するライフスタイルショップ「unico」のWebサイトにおいて、アンバサダーやスタッフが投稿できる専用ツール「visumo snap」が、カタログのスタイリング掲載ツールとして採用された。

「unico」では、これまで有料で紙カタログを発売していたが、カタログの配布数がその年の売上に比例する傾向にあったとし、より多くの人に手に取ってもらうため、紙カタログを2024年度に大幅リニューアルし、無料配布に変更。カタログをWeb上にも展開した。

▲JavaScriptタグを設置するだけで簡単に実装

Web上では、新商品のスタイリングイメージと商品ラインナップ情報のみに絞り、その他の詳細情報は商品ページへ遷移させる形にすることで、デジタルのメリットを活かした連携方法を実現した。

Webカタログの実装には、「visumo snap」の機能を活用し、カタログで使用している画像を「visumo」サーバー上にアップし、サイトにはJavaScriptタグを設置するだけで簡単に実装できた。

紙のカタログにおけるスタイリングの掲載は、新商品に限定した十数カットのみの掲載だが、Web上では他の人気シリーズのスタイリングも掲載。紙カタログに表示してあるQRコードからWebに遷移してきたユーザーだけでなく、サイトからスタイリングページを見にきたユーザーにも意味があるページとして成立させることで、単なるカタログ遷移先ではなく、サイトの1ページとして役割を持たせることにこだわっている。

スタイリングページには、スタイリングに実際に使用しているアイテムが一覧で紐づいており、直接商品ページに遷移が可能。ユーザーはスタイリングに使用されているアイテムを探す手間が省け、ブランド体験の向上から商品の検討・購入が期待できるとしている。

今回の導入にあたり、ミサワの担当者は、「『unico』では、どのようなライフスタイルや価値観を持つ人が商品を手に取っているか、人物像を深く掘り下げて商品開発を行っています。その人物像を元に作り上げるカタログのスタイリングでは、暮らしている人が目に浮かんでくるような『こんなライフスタイルを送りたい』というワクワクした気持ちを感じていただきたいと思っています。今回『visumo』の機能で視覚的にわかりやすく、スタイリングに使用されているアイテムを紐づけて表示できるようになったことで、このページがお客様のワクワクした気持ちをそのままに、理想の暮らしを実現するお買い物体験につながることを期待しています」とコメントした。