「アクションリンク」、必須の顧客分析を手軽に 「鉄板レポート機能」を追加【注目EC向けMAツール】

デジタルマーケティングのファブリカコミュニケーションズは2月20日、EC向けCRMプラットフォーム「アクションリンク」に、ECサイトの顧客分析を簡単に実行できる「鉄板レポート」の機能を搭載した。「初回購入時期別の顧客のLTV」や「離脱率」などEC通販の分析において鉄板の分析を、担当者の手間なく確認できるという。ECサイトの顧客の利用状況を把握できるため、有効なリピート施策を検討するきっかけになるとしている。

「鉄板レポート」では、リピート顧客の「ユニークユーザー数」や「LTV」「リピート率」「離脱率」「リードタイム」といった基本的な情報を、簡単な設定をするだけで確認できる。「初回の購入時期別の顧客のLTV」「初回購入時期別の顧客の離脱率」といった情報も見ることができるとしている。「鉄板レポート」は、リピート施策に重点を置いているEC企業が、顧客分析を行う際に、共通して確認していることを参考に開発を行ったとしている。

▲鉄板レポートの管理画面

ファブリカコミュニケーションズの中村隆嗣プロダクト責任者によると、MAツールやCRMツールの多くは、顧客分析を行うために、顧客の絞り込みだけでなく、指標や分析手法の定義を行う際に、導入企業が自ら、複雑な条件を設定する必要があるという。そのため、CRMを専門的に行うコンサルタントに委託せざるを得ないケースも少なくないという。

「鉄板レポート」機能を使うと、複雑な設定を行うことなく、必要なリピート分析を手軽に行うことができるという。導入企業の担当者一人で顧客分析を十分実行できるため、忙しい担当者や分析ノウハウがない担当者でも、迅速にリピート状況における課題を可視化し改善を進めることができるという。

2023年は、メンズコスメD2Cの「バルクオム」や「KEYMEMORY(キーメモリー)」「職人醤油」といったECのアワードで受賞した企業も、「アクションリンク」を次々と導入したという。

■「アクションリンク」

https://actionlink.jp/