米デル・テクノロジーズ(以下、デル)およびノキアは2月15日(現地時間)、両社の戦略的パートナーシップを拡張したことを発表した。今回のパートナーシップにより、デルのインフラストラクチャーとノキアのプライベートワイヤレスコネクティビティーを含めた両社の専門知識とソリューションを活用して、通信エコシステムと企業のプライベート5Gユースケースにおけるオープンネットワークアーキテクチャの進歩と発展を促進するという。
このパートナーシップの一環として、ノキアはデルを推奨インフラストラクチャーパートナーに認定し、既存のNokia AirFrameユーザーに対し通信クラウド環境にデルのソリューションを推奨し提供する。現在AirFrameを使用するユーザーはコアからエッジ、RANまでのモダン通信ネットワークワークロード専用に構築された「Dell PowerEdge」サーバを含む、デルのインフラストラクチャーポートフォリオへの移行を支援する。
また、ノキアのNokia Digital Automation Cloud(NDAC)プライベートワイヤレスソリューションは、デルの法人顧客のエッジユースケース向けの推奨プライベートワイヤレスプラットフォームとなる。
両社は連携して、ノキアのNDACソリューションとデルのエッジオペレーションソフトウェアプラットフォーム「Dell NativeEdge」を統合することで、エンタープライズ企業向けに包括的で拡張性に優れたソリューションを提供するとしている。