UiPathと一般社団法人Robo Co-opは2月28日、デジタルワーカーの育成および難民やシングルマザーなどの就労支援といった社会的課題の解決を進めるための協業を発表した。

UiPathとRobo Co-opの協業内容

両者は今回の協業により、多くのデジタル人材の継続的な育成を推進する。UiPathはRobo Co-opの学習コミュニティへ、UiPathアカデミーをはじめとする業務自動化のための学習コンテンツおよび製品を提供すると同時に、参加学生の所属大学とプログラムとの連携を強化する。

これまでRobo Co-opは延べ30人以上にトレーニングを行ってきた。Robo Co-opのサポートを受けた約10名のメンバーはUiPathを活用した開発案件に携わって活躍しているという。

  • Robo Co-opとUiPathの協業で目指すビジョン

「次世代DX人材育成プログラム」の概要

また、UiPathは製品提供によって、次世代RPA・AIコンソーシアム(NRAC)とRobo Co-opが共同で実施する取り組み「次世代DX人材育成プログラム」を支援する。

「次世代DX人材育成プログラム」は、NRACとRobo Co-opが協働して実施する、次世代を担うDX人材の育成を目指すプログラム。

2024年2月から、初回プログラムとして「デジタル・トランスフォーメーション人材養成インターン(DXI)」がスタート。UNHCR駐日事務所はRobo Co-opの活動を後援しており、同プログラムは日本国内の大学からの希望者に加え、UNHCR 駐日事務所のサポートの下、RHEP(UNHCR難民高等教育プログラム)からの希望者が参加する。

インターンシップの参加者は UiPath StudioXのe-learningを受講する。