ラックは2月26日、AIを使用してパブリッククラウド、ID、SaaSアプリケーション、データセンター全体の脅威を検出する「Vectra AI NDR」の運用サービス「JSOC MSS NDR監視運用 for Vectra AI」の提供を開始した。

「Vectra AI NDR」とは

「Vectra AI NDR」は、米Vectra AIが提供する、AIを活用してネットワークに侵入したセキュリティ上の脅威を可視化する、アプライアンス型のNDR製品。

スイッチのミラーポートからネットワークトラフィックデータを収集・分析することで、侵入されることを前提に脅威インシデントをリアルタイムに検出し影響範囲を特定する。

セキュリティに特化したAIが、検知した脅威の優先順位付けを自動化する「Attack Signal Intelligence」を搭載しており、緊急性の高いサイバー攻撃の調査・対応を迅速に行える。

「JSOC MSS NDR監視運用 for Vectra AI」の概要

「JSOC MSS NDR監視運用 for Vectra AI」は、Vectra AIの運用を代行するマネージドセキュリティサービス(MSS)。

NDRが発したアラートを24時間365日体制で監視・分析して報告する。他社のEDR製品との連携が可能なため、NDRによるネットワークベースの検知からEDRによる端末側の分析まで、一貫したサービスの提供が可能だという。