アダストリアは2月22日、中国・上海のファッションブランドアイテムを中心展開する越境ECサイト「Wardro(ワードロ)」をオープンした。「日本では手に入らない世界中のファッションでアナタのワードローブをもっと楽しく」をコンセプトに掲げ、中国に留まらず、世界のファッションを取り扱うことを視野に入れ展開していく。顧客のニーズに対応を図り、新たな顧客設定を創出する。
アダストリアは、「グローバルワーク」「ニコアンド」「ローリーズファーム」など、グループで30を超えるブランドを国内外で約1400店舗展開するカジュアルファッション専門店チェーン。
このほど、オープンした「Wardro」は、ファッションに敏感な若者が多く、日本にはないトレンドを発信し続けている中国・上海ファッションに着目した越境ECサイト。近年の中国ファッションは、一昔前のイメージとは異なり、高品質で低価格なブランドが多く誕生しているとし、モード・ストリート系のジャンルを中心に、日本では手に入りくい新進気鋭のアイテムをセレクトする。
アダストリアは、2025年中期経営計画に向けた成長戦略の1つに「顧客接点・サービスの拡大」を掲げている。新たな顧客接点として、近年増加傾向にある「海外のファッショントレンドも取り入れたい」という顧客のニーズに注目。若い世代に気軽に海外のファッショントレンドを取り入れ、楽しんでほしいという想いから「Wardro」の提供に至ったとしている。
「日本では手に入らない世界中のファッションでアナタのワードローブをもっと楽しく」をコンセプトに掲げ、今後は中国だけでなく、世界のファッションを取り扱うことを視野に入れ展開してしていく考えを示した。