住信SBIネット銀行は2月22日、同月26日以降に順次、アプリ「住信SBIネット銀行」で支店名がフルーツの個人口座の顧客においてマイナンバーカードを利用した公的個人認証サービスおよび、公的個人認証時に顔容貌の撮影を行う機能を導入することを発表した。

  • 実際のアプリ画面

    実際のアプリ画面

サービスの概要

公的個人認証サービスは、マイナンバーカードに搭載された電子証明書を読み取ることで、口座開設時に第三者によるなりすましや文書が改ざんされていないことの確認を行うためのサービス。

同サービスを導入することで、スマートフォンによる本人確認資料の撮影が不要になり、口座開設完了までの時間が短縮され、手続き後すぐに口座を利用できる。また、偽造本人確認書類による不正口座開設申込を防止する効果が期待できるという。

セキュリティの観点から、マイナンバーカードの読み取りによる本人確認時に顔容貌の撮影を行い、口座開設後、アプリを使用する際にも顔容貌の照合を行いセキュリティを一層強化する。また、従来の「スマホで本人確認」機能もリニューアルし、首を振る撮影が不要となる。

同行は、顧客中心主義のもと最先端のテクノロジーを活用することで金融サービスを変革し、社会をより快適で便利なものに変えていくことを目指していきたい構え。