JETRO、ベトナム企業と連携 O2O施策を展開

JETROはこのほど、ベトナム国内で最大シェアの電子決済アプリ「MoMo」、ベトナム国内に699店舗(1月29日時点)のベビー用品チェーンを展開する「Con Cung(コンクン)」と連携すると発表した。日本製品の海外での調達・販路拡大を目指す取り組みである「JAPAN MALL」事業の一環だという。

 

今回の連携で、これまでリーチできなかったエリアの消費者に対するプロモーションの拡充を図るとしている。

 

オンライン・オフラインでプロモーションを行い、ベトナムの、ホーチミンやハノイといった都市部だけではなく、郊外・地方エリアでも、日本のベビー用品・日用品の認知と消費の拡大を狙うとしている。

 

具体的には、「コンクン」が販売する日本の輸入商品である計18社の167商品を対象に、「モモ」のアプリ上で広告やバウチャーを掲載するプロモーションを実施する。

 

消費者は、「コンクン」の店頭やECサイト上で、「モモ」を通して決済を行うと、割安で商品を購入することができるとしている。

 

2月4~6日には、「モモ」のアプリのトップページに、「コンクン」で取り扱う「ジャパンモール」の対象商品の広告を掲載した。

 

2月1日からの14日間、「モモ」運営会社が実施している「テト(旧正月)」のキャンペーンに合わせて、同ECサイトに掲載された22社約150商品を対象に、ECセールも実施したという。