サーティファイは2月21日、Pythonプログラミングの能力を測定する検定「Pythonプログラミング能力認定試験」を開始し、6月から団体受験の申込受付を始めることを明らかにした。検定はスキルに応じて3段階の認定基準を設ける。
検定概要
Pythonプログラミング能力認定試験は受験資格が不要だ。試験時間は1級は90分、2級は60分、3級は50分。問題数は1級が大問7問、2級が大問6問、3級が大問5問で、各級共に60%以上の得点率で合格となる。
検定の特長
検定は3段階のレベルで実施するため、初学者からビジネスシーンで活躍できるプログラマまで、幅広い受験者に対応する。1級はIT業界に従事する実務者レベルを想定。2級は大学、高等専門学校、専門学校などアカデミックの講義レベル。3級は高等学校や若年層向けのプログラミングスクールなどPythonの基礎スキルやテキストプログラミングの入門レベルだ。
Pythonは機械学習や統計に特化したライブラリを持つことから、AI(Artificial Intelligence:人工知能)やデータサイエンス分野で活用される機会が多い。そこで、この検定でも数理・AI・データサイエンス分野に活用できるPythonの知識理解を問うとのことだ。