日本マクドナルドは2月19日、2030年までに店舗とオフィスにおける温室効果ガス排出量を50.4%削減する目標を発表した。目標達成に向けた取り組みの一環として、2024年4月から長崎県の23店舗を対象に持ち帰り商品用として提供しているプラスチック製のレジ袋を有料化する。

レジ袋の値段はサイズ問わず1枚につき税込5円。長崎県内全店舗(佐世保基地店を除く23店舗)にて先行導入する。

  • レジ袋有料化に関するポスター

    レジ袋有料化に関するポスター

また同社は再生可能エネルギーの導入も進める。すでに全国約350店舗でCO2を排出しない電力を使用しているが、2024年は店舗における太陽光パネルのテスト設置を拡大する。また、再生可能エネルギー由来の電力調達を進めるコーポレートPPAの契約締結の検討も進めるという。

  • 店舗屋根の太陽光パネル

    店舗屋根の太陽光パネル

そのほか、エアコン使用量を制御するデマンド機器のテスト設置や、全国一部の店舗の駐車場にて、電気自動車(EV)の急速充電器・普通充電器を導入する。急速充電器に関しては、最新モデル90Kwの1基の充電器で、同時に2台のEV車充電が可能なモデルを導入する予定だ。