Microsoftは公式ブログ「Introducing the new Microsoft Copilot experience in Teams」において、Microsoft Teams向けに新しいCopilotエクスペリエンスの展開を開始したと発表した。Teamsには、「Copilot in Teams」と呼ばれる対話型のAIアシスタント機能が統合されている。最近のアップデートでこのCopilot in Teamsが強化され、より使いやすく優れたエクスペリエンスを提供できるようになったという。
Copilot in Teamsの3つの強化ポイント
Copilot in Teamsは、以前はMicrosoft 365 Chatの名称で呼ばれていた対話型のAIアシスタント。Copilot in Teamsを使用すると、会議の草案を作成したり、リアルタイムで会議の概要をまとめたりといったことが可能になる。チャットに質問することで、質問の内容を要約したり、重要な情報を特定したりといったこともできる。
Microsoftは、最近追加されたCopilot in Teamsの新機能として次の3つの機能を挙げている。
- チームメンバーや、過去の会議、使用したファイルなどによってプロンプトをパーソナライズできるようになった。
- Copilot in Teamsのチャット履歴を表示する機能が追加された
- Copilot Lab経由でプロンプトのライブラリにアクセスできるようになった
Microsoftでは、新しいCopilotのエクスペリエンスが、Microsoft 365 Chatよりも優れたものに仕上がっていることを強調し、また従来のMicrosoft 365 Chatを使用しているユーザーに対して新しいCopilot in Teamsに移行するように呼びかけている。