「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー(SOY)2023」で「総合10位」「百貨店・総合通販ジャンル大賞」「あす楽大賞」「ギフト大賞」を受賞した「ソムリエ@ギフト」を運営するベルヴィの宮崎義則CEO兼COOと中司聡真CTOに、「楽天市場」における2023の注力点や2024年の展望について聞いた。
宮崎:受賞の要因は、「チームプレー」だ。
中司:本当に最後に、ミラクルが起こった。11月25日を迎えるまでは、SOYが受賞できないかもしれないと思っていた。
宮崎:9月までは好調だったが、10月が非常に厳しい状況になった。最後のブラックフライデー期間中も、前年同日対比を割り続けていた。しかし、最後の最後まで全力でやろうと、「仕込み」はしていた。結果、11月25日に、記録的な売り上げが出た。
中司:チーム全員が、最後まで諦めなかった。ブラックフライデーの11月25日のお昼、売り上げを見て涙を流していたメンバーも何人かいたと思う。
▲総合10位に入り宮崎義則CEO兼COOが感涙
宮崎:それくらいの情熱を持ってチームプレーで挑んだからこそ、奇跡が起こった。全力であらゆることをやった。今まで積み重ねてきたことがつながったと考えている。
さらに、カタログギフトをおよそ7年ぶりに刷新した。今の自分たちにでき得る完璧な形で、新たなカタログをリリースした。それが逆転勝利につながった。
中司:今までのカタログギフトが非常によく売れていた。だからこそ、刷新のハードルは高かったが、業績が悪くなった時だったからこそ決断できた。
宮崎:うちは「不利になった時ほど強くなれる」と考えている。今後、新しいギフトのトレンドを発信していけるようになりたい。